境界線上のホライゾン まとめ 初心者編 その1
いい加減友達に紹介するにしても同じ事いいすぎて疲れてきたので参照用まとめです。
と、アニメが始まる前に書いた記事をこちらに移す事にしました。
さて、この記事は
- 「境界線上のホライゾンって何?」「あの分厚い鈍器の事?」程度の認識の人
- アニメを見て「とりあえず見てるけど分からん……」ってな人
向けです。
境界線上のホライゾンは「戦国学園ファンタジー」(公式)というジャンルのライトノベルです。
これらの「戦国」「学園」「ファンタジー」の3観点からまとめます。
まずは、「戦国から」
歴史再現
境界線上のホライゾン(以下「境ホラ」)の世界では歴史再現というものを進めています。
理由はさておいて、今の私たちの世界の歴史をやりなおしているのです。
例えば……1192年の鎌倉幕府成立とか、794ウグイス……とか、1603年の関ヶ原の戦いとかです。
また、同時に日本以外の国も歴史再現を同時に進めています。
リアル戦国シミュレーションゲームをやってるようなものだと考えて下さい。
襲名者
そこで大事なのが"解釈"と"襲名者"です。いやいや、肩肘張らずにとりあえず聞いて下さい。読んで字の如くなので。
日本の戦国時代と言ったら、織田信長が居ないと始まりません。
世界を見ても、ナポレオンとか有名な人がいるわけです。
日本の歴史再現で桶狭間の戦いを再現するのであれば、そこには織田信長がいないといけないのです。
そこで、実力のある人に「お前、織田信長な」と、織田信長のやった事を実際に再現させていく。
それが"襲名者"です。
解釈
では"解釈"とは何なのか。
例えば、貴方が上記の桶狭間にて、今川家を担当したとします。
でも「むざむざと負けたくはない」ですよね。
歴史再現では「桶狭間の戦い」を再現できれば、ささいな違いは"解釈"次第でOKとして扱います。
ここはちょっと難しいところですので、例をあげてみましょう。
例えば上記の桶狭間の戦いの場合、再現しなければいけないポイントは
「盆地で休憩していた今川を織田が奇襲し、今川軍を撤退させる」です。
この場合今川軍は「奇襲を受けて撤退すれば、迎撃で織田に反撃をしても構わない」と解釈することが可能なんです。
そう。つまり、「敗戦を装って、実際には勝利している」という現象がまかり通るのが"解釈"なのです。
まとめ
各国は歴史再現を進めて、予定通りに"敗戦"するわけですが、そこで"実際に敗戦"する必要もない。
ポイントを抑えながら、いかに負けずに負けたふりをするか。そして戦勝国側はどうやって"実際に勝利"するか。
そんな駆け引きをしながら、境ホラの世界は進んでいるのです。
どうだったでしょうか。
"解釈"については難しいかもしれませんね。
原作のⅠ(上・下)ではこの辺りの解釈はあまり深くは関わってこないので、当面のアニメや原作Ⅰ巻を読む上では深く気にする必要は無いかと思われます。
その2では次の要素、「学園」を解説しますよ。