れぶなんと!!完結に際しての泣き言と振返り

 ようやく完結しました。『れぶなんと!!~ゾンビに転生してサバイバル~』(旧副題:ゾンビー建国記)。

 投稿期間は2014年06月19日から2017年10月29日。
 文字数は336,609文字。(後で90文字追加しようかな)
 評価は5,289PTの1,582ブクマ。

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 読者向けではなく、自分向けの振返り。


 あー、やっと終わらせられた。
 本心です。

 れ!は二宮杯の作品として投稿していました。懐かしいですね。
 評価の数字については、基本的に二宮酒匂先生のご高名に寄生した結果です。
 ありがとう、二宮先生。2014年の冬に投稿開始するとあらすじみせてもらった作品、まだ楽しみに待ってます。

 じゃあ三年間も足掛けで書いてたかっていうと実際はそんなことなくって。
 もっと面白いことが書けるんじゃないかと作品に期待してて。最近ようやく諦められました。エタるくらいなら素晴らしい完結とは決別しようと。

 あー、終わった終わった。
 笑うヤカン先生に「読者を想定して書いてないよね」って言われたのはほんとにその通りで、自分のために完結させてしまったなー。
 振返りも読者とか関係なく自分のためにアウトプットしてます。



 三人称で戦記みたいなのを書いて分かったのが、話の視座が大きくなればなるほど、プロット優先で無機質な内容になってしまう自分の技術力の無さ。どうしたこんなに自分のキャラに魅力(例えば他の人の作品でこのキャラ好き!となるような思い)が感じられないのか。
 何を考えて何を感じているのか理屈で作り上げてしまうから、感情でキャラを受け入れられない。なまじ三人称。赤裸々に○○だったのだ、と語るのと、何かを隠しながら個人を描写すること、そして物語を適度な文字数で進めることの難しさよ。
 適度な文字数っていうのは個人が勝手に思ってることで最適解ではないのかもしれないけど、3k~6k字で高速更新するってこと。その中で物語を動かさないとただでさえ弱小なのだから飽きられてしまう、と思ってる。

 でもまぁ本業が凄く安定してきて、未来図も描けるようになってきたので、小説という媒体での評価にそれほど拘らないでも書けるようになってきました。
 もう今では本心から「うるせえ!」って言い返せると思ってる。本当に言い返すのはどうかと自分でも思う。

 別作品を一人称で書き始めているのはその練習です。
 プロットたてて、なんとか書ききることはもう出来たので、後はキャラに感情移入してもらって、キャラ視線でプロット通りにびっくりしてもらいたいな、っつー感じです。


 主人公が強くなることを書くのが苦手だというのも、今回痛感しました。
 どうしても人間の成長以外の成長要素をシステムとして用意したくなる。読者というより自分の納得感のためだけど。
 更新再開する前に書籍化作品とかもいくつか読んでみて、ステータスが表示されるタイプの小説は大概システムの設計が雑で「うへぇ」ってなってたんだけど、こんなんでも人気出るんだから数値の整合性とかどうでもいいんだなー、と納得しました。
 一回そういうのも書いてみたいが……。
 れ!の世界ではプラーナによる強化と、第三者機関による位階の制定がありますが、そういうところにも冒険者側の視点で切り込めたら良かったですね。それをやらないから最後は数字だけがインフレしてしまった。まぁ第四の上位以降は幽遊白書のランクSみたいなもんで「計測不能」な世界ですが。

 主人公が出自故に自由恋愛しないのは想定通りだったのですが、ミクロな戦闘とかを描かなくなってしまったおかげで戦友としての説得力も無くなってしまいました。ただ、話の規模をあそこまで大きくしてしまうとミクロな話を入れると本筋が進まない。
 やっぱり細かい描写の優先度を落としていた自分は、余裕の無さの現れだったと痛感しますね。


 一発当てたいという思いはありますが、プライベート、本業共に充実して変な執着がない今だからこそ、余裕をもって書ける時期なんじゃないかと思っています。
 次回作も是非ご期待ください。